思ったこと 感じたこと

日々 "思ったこと" や "感じたこと" をつづる場所

部下の愚痴への共感 〜2つの共感タイプを使い分ける〜

「共感」と言われて想像するのは

 

「分かる!俺もそう思うんだよねー!」

 

というニュアンスではないか?

 

 

ちょっと想像してほしい

 

自分は5名の部下を持つチームリーダー

部下の1人である Aさんから

隣のチームのリーダー Bさんについて

こんな風に言われる

 

「いま Bさんと一緒に仕事してるじゃないですか

 それがもう本当に最悪なんですよ

 どんな資料を出してもケチしかつけないんです

 もちろん真っ当な指摘ではあるんですけど

 自分でもできないことばっかり要求してくるんですよ

 ぶっちゃけ Bさんだってそれできないだろ、みたいな」

 

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上司として、この話に共感していいのか

 

「分かるわー、あの人そういうとこあるよねー」

 

 

うーん、これはまずい気がする

Bさんを悪者にして、Aさんの機嫌をとっても

一時的にはいいかもしれない

でも会社全体としてあまり良くない気がする

 

 

かと言って

 

「いや、お前の言うことは分かるけどさ

 Bさんにだって、色々考えがあるんだろうよ

 Bさん、こんな風に考えてるんじゃないか?」

 

と Bさんの意図を伝えてみる

Aさんがこれで納得してくれればオッケー!

 

ただ一番困るのは

 

「まあそうっすよねー

 Bさんの気持ちも分かります」

と表面的には納得して、

 

「ぜんぜん俺の気持ち分かってくんねーな」

なんてモヤッと感を残したりする

 

 

では、どうしたらいいのか

 

 

共感には2つのタイプがある

 

この2つを知った上で

 

そして自分がどちらをやっているのか

気付いていることが大切になる

 

 

1 つ目のタイプは、上にも書いた

 

「分かる!それ楽しいよね!」

「分かるわ〜、それムカつくよね。。。」

 

というタイプの共感

これは飲みながら、お茶しながら

友だちといつもやってるんじゃないか?

 

 

2 つ目のタイプは

普段あまりしないかもしれない

 

そして、私がこれまで出会ってきた

「イケてるなーこの上司」

と思う人は自然とやっていることが多い

 

それは 

「相手と同じ目で見ようとすること

 相手と同じ耳で聞こうとすること

 相手と同じ身体で感じようとすること

 一緒にそこにいるということ」

 

 

どういうことか

 

もう一度さっきの状況を思い出す

 

自分は5名の部下を持つチームリーダー

部下1人であるAさんから

隣のチームのリーダーBさんについて

こんな風に言われる

 

「いまBさんと一緒に仕事してるじゃないですか?

 もう本当に最悪なんですよ

 どんな資料を作ってもケチしかつけないんです

 もちろん真っ当な指摘ではあるんですけど

 自分でもできないことばっかり要求してくるんですよ

 ぶっちゃけBさんだってそれできないだろ、みたいな」

 

 

これを タイプ 2 で共感すると

(@飲み屋のイメージ)

 

「そっかー、お前はそう感じてるんだね

 え、でさ、具体的に言うと、最近何の資料を

 持って行った時にそう思ったの?」

 

「そっかそっか、その時さ

 Bさんは具体的に何て言ったの?

 その時のBさんってどんな表情してた?」

 

「そんなBさんの顔見てさ、

 そういう風に言われてさ、

 ぶっちゃけお前は何を感じたの?」

 

なんてのがタイプ 2 の共感

 

これなら Bさんを否定することもないし

Aさんも共感してもらえた感が出る

 

 

タイプ 1、タイプ 2

どちらが良いとか、悪いって話じゃない

 

コミュニケーションとしては

どちらも大切な共感である

 

ここで大切なのは

自分が今タイプ 1、タイプ 2

どちらの共感をしているか?

ということに気付くということ

そこに意識的であるということ

 

気付いていれば、意識的であれば

それはコントロールできるから

 

 

すごいなーと思う上司は

部下のここぞ!という時には

 

相手がどんな感情であっても

相手がどんな体験をしていても

 

一旦モード 2 で共感をしてくれた上で

 

自身の豊富な類似体験の中から

モード 1 で 的確なアドバイスをくれたりする

 

 

ちなみに

タイプ 2 の共感ができないことがある

 

普段はできるのに

特定の相手だったり、特定の話題だったりすると

急にできなくなることがあったりする

 

 

そこにはまた別の原理が発生しているが

その話をするとまた長くなるので

今回はこの辺りで